Aluapia roof system
メンテナンスフリーを実現するために
生まれた押出形材アルミ屋根パネル
【アルミサッシと同じ工法で製造されたアルミ屋根パネル】
金属屋根材にとって日本の気候は、沿岸の塩害、北国の豪雪、南国の熱射と、なかなか厳しい環境にあります。アルアピアはこうした日本の風土環境にあって、卓越した耐候性を発揮し、長期間にわたるメンテナンスフリーを実現します。数年ごとに再塗装等のコストが発生する従来の金属屋根に対し、アルアピアはランニングコストが発生せず、きわめて経済的です。
「アルアピア」の特徴
雨風・漏水に強い屋根
耐風圧負圧800kgf/㎡をクリアしました。水密性試験では防水性40(最高グレード)に該当
耐風圧性能、水密性能ともに優れた成果を実証しています。耐風圧においては、負圧800kgf/m2をクリアー(建設省技術評価書による)しました。これは、換算値:最大瞬間風速113m/s相当します。水密性試験では、防水性区分40 (最高グレード)に該当しました。<散水量はJIS A6510:4L/m2・minに準ずる>また、建設技術評価における「中層建物の耐風圧勾配屋根の開発」で評価書を取得しています。
塩害や汚染に強い素材
アルミ材は、10年~15年後も浸食は表層部でとどまり、深層部にはおよびません。
金属はすべて侵食の度合いが違いますが、アルミは10年~15年後も、侵食は表層部でとどまり、深層部にまで及びません。陽極酸化被膜と電解着色で保護されたアルアピアは、防錆性能にも卓越し、絶えず潮風を受ける沿岸地域でも腐食が起こらず、長期間、劣化のない屋根材としてご利用いただけます。
厚み1.2mmの強靭な屋根パネル
押出成型により技術的に不可能とされてきた厚み1.2mmの屋根パネルが実現。
技術的にもコスト的にも不可能とされてきたアルミ押出し成形により、厚み1.2mmの屋根パネルが実現しました。上に乗ってもへこみや歪みが生じない強靭な屋根材です。また、バックアップ材も不要です。強度は板厚の2乗が引張り強度、3乗がたわみ強度なので、厚さ0.4mmの鋼板と比べるとたわみ強度は9倍になります。 また、精密な寸法が得られる押出し形材の屋根材なので、全ての部材が安定して作られ、施工の精度があがります。
軽量だから屋根材に最適!地震にも安心
瓦屋根160kg/坪に対し、アルミ屋根は15kg/坪と、1/10の軽量化。
アルミニウムの比重は2.7。鉄(7.8)や銅(8.9)の比重と比べると約1/3の軽さです。屋根材として建物の負担が少なく、地震などの振動に対しても軽い金属屋根は負担を与えません。厚さ1.2mm、幅250mm、長さ4000mmの定尺パネルがわずか4.8kgの軽さ。運ぶ際にたわむことなく、運搬、施工が楽です。
電解着色による自然なカラー
アルミサッシと同じ電解着色なので両面からの腐食もなく、両面共にメンテナンスが不要です。
表・裏の両面を二次電解着色、あるいは三次電解着色により、自然な着色に仕上げています。焼付塗装と異なり、紫外線による変褪色や剥離、裏面からの腐食が発生せず、長期間にわたりメンテナンスが不要です。フラットな屋根表面とシャープな葺きラインのコントラストが美しい葺き上がりをお約束します。感性豊かな屋根デザインが建物と景観を美しく彩ります。