最先端プログラムにより中柱のない大スパン空間を実現

 
ＰＥＢ鉄骨システムは、最先端のプログラム技術を活用し、設計から製作にいたるまで全ての工程を一貫したラインに連結させた、コンピュータシステムによって運営しております。 「建築費の削減」 「工期の短縮」 「広い空間活用」を特徴とし、最大２４０ｍまでのロングスパンが可能で空間効率を極大化させます。一般的な鉄骨構造と比べ、３０％のコストダウンが可能です。現場での施工は溶接の必要がなく単純なボルト組み立て方式のため、工期を大幅に短縮できます。

優れた断熱性能により外気の影響を最小限におさえます

 
冷蔵庫の壁材などにも使用されている硬質ポリイソシアヌレートフォームを、表面材の鋼板でサンドイッチすることで、外力に対し合理的な応力分布となり、全体の強度と剛性を高めています。表面材の鋼板と芯材の硬質ポリイソシアヌレートフォームが、自己接着力により完全に密着しているので内部結露も発生しません。芯材の硬質ポリイソシアヌレートフォームは、独立した気泡によって構成され、気泡の一つ一つには熱伝導率のきわめて低いガスが含まれています。そのため熱伝導率は0.0185kcal/mh℃です。軽量なため固定荷重が軽減され、建築費のコストダウンに貢献します。指定寸法に合わせて製作するので、材料のロスがなく現場での加工も軽減されます。

輻射熱を97％反射させる宇宙服の原理の省エネ工法です

 
熱反射シート工法は、熱を反射させる宇宙服や耐火消防服の原理から生まれた工法です。熱移動の３原則は「伝導・対流・輻射」です。暑さや寒さは外気温度だけで感じるのではなく、輻射熱の影響を受けて暑さや寒さを感じるのです。断熱材として一般的に使用されているグラスウールや発泡断熱材等は、対流熱、伝導熱に対し有効ですが、それらの熱は全熱移動のわずか２５％にしかすぎません。残りの７５％は輻射熱によってもたらされます。遮熱シートはその輻射熱の９７％をカットします。遮熱シートを屋根・外壁に貼り、輻射熱を反射させることによって、外気を遮断し、室内の冷暖房を封じ込めて放熱を防ぎます。